教育ローンと元金措置

教育ローンは通常のローンと違い、月々のローンの返済額を少なくすることができる元金措置というものがありますが、元金措置そのもののメリットやデメリットについて、また元金措置期間の選択基準についても、知っておきましょう。

教育ローンを組むとき

ローンにはさまざまな種類がありますが、そもそもローンも借金と変わりませんので、どのような目的であっても、なるべく金利の低い金融機関やサービスを選択したいと思うはずです。

過去にローンを組んだ方はご存知ですが、組んだことがない方のために予めご説明すると、ローンを組む際には、必ず目的(ローンを何に利用するかという用途)を質問されます。ローンは目的により金利が異なりますから、例えば大学へ進学するとか、専門学校へ通うなど学業に関する費用が必要な場合、教育ローンを選択することになるでしょう。もちろん教育ローンよりも低金利で学業に利用できるローンがあるならば、それを選択するべきですが、一般的に自由目的(多目的)ローンよりも教育ローンの方が低金利です。

教育ローンを組む際、元金措置という通常の多目的ローンとは違うサービスに気づかれるでしょう。以下、元金措置のメリットとデメリットを掲げ、選択基準をご説明します。

教育ローンの元金措置とは

教育ローンの返済方式として元金措置期間というものがあります。ローンの返済は通常、月ごとの返済が多く、支払額は元金と利息を合わせたものになりますが、元金措置期間とは、ある一定期間の返済額が利息だけ支払う方式です。利息だけの返済期間は、ローンの契約内容により異なりますが、学校を卒業するまでの期間、20歳を超えるまでの期間、親の扶養から外れるまでの期間などがあります。

元金措置期間のメリット

元金措置期間のローン返済額は利息だけになりますので、月々の返済額が少なくなります。これにより生活費への負担が軽減され、収入が少ない学生の間は学業に集中することが出来ます。

元金措置期間のデメリット

元金措置期間のローン返済が利息だけということは、元金が全く減らないということです。利息は元金ももとに計算されますし、元金が減らなければ返済期間が長くなってしまいます。これによりローン返済に掛かった費用の合計は通常のローンよりも高くなります。

元金措置期間の選択基準

元金措置期間を選択するか否かについては、上記のメリットデメリットを考慮すると共に、毎月の返済計画を考慮のうえ判断してください。ローンを組む際には、このくらいバイトで払えるだろう、このくらい何とかなるだろうと考えがちですが、特に安定収入がない学生時期なのですから、計画通り返済が進まない可能性もあります。教育ローンの返済を他の高い金利の借金で埋め合わせることがないようにしましょう。これをすると一気に借金が膨らみますので、特に注意が必要です。

関連記事

総量規制と借金 - キャッシングやローンが対象となる総量規制について。金融機関から送られてきた年収を証明する書類で限度額を引き下げられ、これ以上借金が出来なくなる可能性がありますが、総量規制の対象外となるケースもあります。

金融機関とは銀行?ノンバンク? - 銀行だと思っていたら、ノンバンクだった。せっかく銀行から融資が受けられるのにワザワザ高い金利でローン契約しなければならないのだろうか?ノンバンクからの融資が悪いわけではありませんが、借金返済を軽減するために金融機関について知っておこう。

アドオン方式と実質年利(実質年率)に注意しよう - 実質年利(実質年率)とアドオン方式の金利は利息額が全く違います。同じものと誤解すると多額の返済をすることがあるので注意が必要です。現在、実質年利(実質年率)が義務付けられているのでアドオン方式だけの金利表示はないと思います。

元金均等返済と元利均等返済の方式 - 元金均等返済と元利均等返済とでは、毎月のローンで支払う返済額が異なります。また完済までに掛かった利息合計額も異なります。どちらが得か?双方のメリットとデメリットを理解して、借り入れと返済計画を立てましょう。

住宅ローン金利で固定と変動、お得はどっち? - 固定金利、変動金利の長所と短所の長所と短所について。住宅ローンの金利は月々の借金返済額だけではありません。住宅ローンや不動産ローン返済の金利について得する方法とは?そして向いているのはどちらでしょうか?

繰上げ返済は損か得か? - 可能ならば、住宅ローンの繰上げ返済をしたほうが良いと一般的には考えられていますが、繰上げ返済をしないほうが得することは、本当に皆無なのでしょうか?繰上げ返済することによるデメリットは、一切ないのでしょうか?

住宅ローンを滞納すると、どうなるか? - もし、住宅ローンを滞納し督促状がきても払えないときはどうなるのでしょうか?支払いが滞り、今住んでいる住居を売却しなければならない状況に追い込まれたとき、どうしたら良いのでしょう?対応策、解決策が全く無いわけではありません。

認印の借用書 - 実印ではなく認印の借用書が無効となるわけではないですが、借用書の効力として、万一に備え、例えば後々のトラブルで裁判になるなどを考慮し、実印の方が望ましいと思われます。なお認印を実印と偽ることは別の問題を生じることもあります。

借用書と印紙 - 印紙税が掛かる費用を記載した借用書には印紙を貼る必要がありますが、印紙を貼り付けしていない借用書は無効なのだろうか?それとも有効なのだろうか?現時点では借用書として有効ではありますが、印紙税法に違反していることには注意が必要。

生活保護と自己破産 - もし自己破産になったとしたら、何をすべきか?自己破産者は生活保護を受けることが可能なのか?自己破産者になった後、生活を安定させるための収入がないとしても、借金に頼ることなく今後の生活を安定させることが重要です。

分類

債務整理と相談

お金を出費することなく借金をスムーズに返済し、問題を解決する方法や手段が注目されています。たとえ多重債務者であっても、債務整理の相談を無料で実施できるような場所も方法もあります。

借金返済の方法と問題

貯金などを解約したり、生活を切り詰めて節約したりするような返済を中心とした生活が必要なくなるかもしれません。借金が返済計画どおりに進まない方も順調な方も、今の生活や方法に問題点がないか?今一度立ち止まり見直すことが大切です。

ローン、借金の知恵と情報

資金調達やローンなどお金を借りるときに知っておきたい知恵と情報、注意すべきこと、検討すべきこと。住宅、教育、自動車など個人的な借り入れから会社の融資まで、新規または追加で借金することを前提とした話になります。

注目記事

住宅ローンを滞納すると、どうなるか?

プロフィール

ひまわり

  • 好きなこと
    料理、食べ歩き、散策、旅行。
  • 好きな言葉
    『この世で生まれたトラブルは
     この世で解決できる』
    辛いときや苦しいとき、私はいつもこの言葉を思い出しています。

ソーシャルボタン

このエントリーをはてなブックマークに追加